岡田三郎助アトリエ公開制作を終えて
4月10日から行われた、佐賀ゆかりの女性作家によるアーティストインレジデンス ㏌岡田三郎助アトリエという企画が、5月20日で無事終了を迎えました。
アトリエは、天井が高く開放的で制作するには居心地の良い空間であり、それに加えて岡田三郎助先生が制作をし、女性教育を行ったという歴史的な場所ということで、そこで制作をさせていただくのは画家として本当に感慨深いものがありました。
初めての公開制作ということで、最初は人前での制作に緊張感がありましたが、美術館職員さん方のお気遣いもあり、良い緊張感の中で充実した制作ができたように思います。
それと、大学の一つ上の先輩である仁戸田さんがご一緒ということで、かなり心の支えになりました。在学中は多くの先輩方や同級生、後輩と同じ空間で制作していましたが、大学をでると急にたった一人の孤独な制作となります。それはそれで良いのですが、今回再び仁戸田さんと同じ空間で制作ができて、初心を思い出すことができましたし、在学中からさらに進化された刺激をいただくこともでき、私にとってとても良い学びがありました。
期間中は、メディアからの取材、ワークショップ、ギャラリートークなど、人と話したり自分のことをお話ししたりなどしていくうちに、考えが言葉としてまとめられ改めて自分の今や今後を認識し問題点などが明確になったと思います。
作家は、社会とつながってこそプロだと私は思っています。普段はそれが展覧会をして作品を他者に観ていただくというだと思うのですが、今回の公開制作を通してそれとは違った社会とのつながり方が出来たかと思います。私にとってとても貴重な経験になりました。
このような貴重な機会を与えてくださった佐賀県立美術館の皆さま、アトリエに足を運んでくださった皆さま、一緒に制作をした仁戸田さん、そして、このすべての企画をプロモーションしてくださり、ボランティアで企画のサポートまでしてくださった小木曽誠先生に、心より感謝致します。ありがとうございました。
今後岡田三郎助アトリエが多くの人々に活用され、佐賀がのまちがより活き活きと輝くことを願っております。
お疲れ様でした。画廊憩ひのトークショーに参加させて頂きました。パーティーは、佐賀大の皆さまが多数おられて遠慮してしまいましたが、ホキの受賞作、すばらしかったです。
今回制作中の絵も、正面展示の絵も、とても、良かったです。
10月の東京個展?期待しています
PS:お節介ですが、newsの、アーティストインレジデンス貼り付け画像と、リンク先の画像拡大リンク先画像が逆さまです(公開制作も)が、意図的ですか?(今更ですが、ずっと気になっていたので)
吉原良彦様
憩ひさんでの二人展にお越しいただきありがとうございました。
個展は、東京日本橋茅場町のギャラリー須知さんにて、8月17日からになります。只今ラストスパート中です。
今後も機会があれば是非作品をご高覧くださいませ。
PS]ご指摘ありがとうございます。不具合でした。