ママに優しく
妊婦さんは、不安定な体であり、お腹が大きくなりだすと歩くのも大変になる。電車では席を譲ったり、扉を開けてあげたり、妊婦さんには優しくしたい。
私は出産する前、当然このように思い実践もしていたのだが、出産し育児をする中で感じることは、妊婦さんだけでなく、お子さんを連れたママさんも大変で、優しくしてほしいということだ。
産後の大仕事を終えた体はただでさえ疲労している。加えて昼夜問わない3時間おきの授乳生活は本当に大変だ。徐々に夜通し寝る日が増えてくると楽にはなるのだが、(私の場合8ヶ月半頃から夜通し寝出した)その頃には、子どもの動きが活発になり、目が離せない状況で追いかけっこをする日々が始まるし、体重が重くなる分、だっこするのが本当に大変になる。じゃ、おんぶ紐使えばということになるが、長時間つけているとこれも肩やら腰やらが本当に痛くなる。小さい頃は2時間くらいおんぶ出来ていたが、8キロ超え出すと、私の場合1時間で限界がくるようになった。
おんぶ紐ってそれぞれのメーカーが研究を重ねて楽におんぶできるよう設計してあるんだろうけど、やはり長時間の使用は本当に体がバッキバキになる。しかも、おんぶ紐を装着している時は単に装着しているわけでなく、しながら家事をしたり、目的地に向かって歩いている。床に散らばったおもちゃを片付けるためにスクワットのような体制を何度もすると腰痛いし、洗濯物を干すために腕を上下に動かすと肩痛いし、扉を開けようと腕を前後にするとこれも肩痛いし、、足腰強くなると思えばポジティブだが、やはり体は辛い。
その上、思い通りにいかないことが多々あったり、様々な問題を抱え込んでいたりもするので、心身共に弱ることもある。
恥ずかしながら、出産をする前はママさんに対してそこまで気を配れていなかったと思う。これからは、妊婦さんにもママさんにも、全ての子育てをする人々に優しくあれたらと思う。