DRAWLING展
佐賀大学美術館で開催されております、DRAWLING展に何度か足を運んでおります。
1日は出品者によるギャラリートークに参加させていただきました。私は人前で話すのがあまり得意ではないのですが、学生さんたちは話し慣れていて、日ごろ講評会等をたくさんして訓練しているんだろうなあと感じました。それぞれの作品に対する思いや考え方が聞けてとても勉強になりました。
その後、県立美術館の方での、塩谷先生と小木曽先生のギャラリートークを聞かせていただきました。お二方とも、常に新たな技法やモチーフにチャレンジされていて、それに驚きつつも、私自身もそうでありたいと思いました。
また、別日には県立美術館での、大畑先生と小尾先生のギャラリートークも聞かせていただきました。ギャラリートークの最初はスライドで技法やコンセプト等についてお話しいただきました。その後実際展示されている作品を前にしての解説。とても丁寧な解説で普段なかなか聞くことが出来ない内容だったのでとても勉強になりました。
先生方や学生の皆さんのギャラリートークを聞いて、私の中でたくさんの課題が生まれました。年齢的に節目の年に、なんとかそれらの課題を解決できたらと思います。
先生方のお話しを聞き作品を観ると、お人柄が作品に表れているように思いました。作家自身が見て美しいと思ったことや感じたこと等を作品として描くので、当たり前のことかもしれませんが、それが気持ちよく直結しているように感じました。私もそうなれるよう、自分自身と向き合いつつ、他者とも向き合っていかなければいけないと思います。
16日は13時から大学美術館で小木曽誠先生によるギャラリートークがあります。まだ展示等見に行かれてない方は、お時間あれば是非お越しくださいませ!
画像は今描いている途中作品の部分です。