旅行
先日、ポルトガルに8日間ほど旅行へ行ってまいりました。
いつも美術館巡りの目的で旅行することが多いのですが、今回は完全なる遊びで、ゆっくり素敵なヨーロッパの景色を観たり異文化に触れたいなあと思い、ポルトガルへ行きました。街並みはオレンジ色の屋根に白い壁が美しく、海や古城、協会など見所満載です。
巡った街は、北スペインのサンチャゴコンポステーラから始まりポルトガルに入って、ポルト、コインブラ、アルコバサ、ナザレ、オビドス、首都のリスボン。ポルトガルは日本の1/4の国土で小さい国ではありますが、魅力的な街が沢山あって、さらに街間の移動距離もそこまで長くなくて、短い期間の海外旅行にはぴったり、という感じでした。
私が一番面白かった町は、オビドスでした。オビドスは城壁に囲まれた人口800人ほどというとても小さな町です。街をぐるりと囲む城壁の上に上がり歩きながら街を見下ろすことができます。城壁の幅は狭い所では1mもなくて、大人一人がやっと歩けるという感じ。街の外側の方には高く壁が築かれているのですが、反対側の街を見下ろせる側には壁も手すりもなく、なかなかスリリングな体験でした。そして街並みは古い感じがそのまま残されており、とても素敵でした。
海辺の街のナザレは、海が美しいのもあるのですが、それよりも狭い路地のある街並みに感動しました。人々の営みを感じたり、海風のせいなのか、古びた壁や戸、窓がいい感じでした。
あと、ポルトガルの家屋は、外壁や室内に、アズレージョというタイルの装飾を施しているものが多く、その装飾の豊かさや歴史も素敵で美しかったです。
海外旅行や知らない土地に行ったりすると、自分が何に興味があって、ないのかが少し見えてきますね。
食事の方はイワシの塩焼きや、魚介のリゾット、子牛のソテー、鴨の炊きこみご飯、などなど、どれも美味しくいただけました。しかし、毎食しっかり食べ、パンもいっぱい食べていたせいか、人生でMaxの体重を記録してしまいました、、、、、頑張ってダイエットします。
短い旅行でしたが、良い経験が出来ました。国立古美術館に、ボッシュの作品があるようですが今回は時間が無く観れなかったのが残念でしたが、またいつか行ければと思います。