心の余裕

by tsuruyuna posted 2020年11月10日 category days

育児をしていると、「大変だろうけど、この瞬間の子どもの可愛さは今しかないから、それを楽しんでね」と言われる。

確かにそうだ。日進月歩で成長する子どもの可愛さはその瞬間しか味わえない。

しかし、子どもが生まれてから一年くらいは、昼夜問わない授乳の疲れや、延々と泣いているのをあやし、そして何故泣いているのかわからないストレス等々の育児疲れで、頭では分かっていても、心の底から、今しかないこの可愛さを楽しもう!などとポジティブにはとても思えなかった。

一歳2ヶ月頃になると、卒乳をし、夜通し寝るようにもなり、たどたどしくではあるが自力で歩けるようになり、少しの意思疎通ができ、何故泣いてるのかもなんとなく分かるようになったりと、精神的にも体力的にもまだまだ大変なのだが、ほんとにすこーし余裕ができるようになって、今しかない可愛さを大切にしないといけないという意味がわかるようになってきた。

抱っこしていて腕の中で完全に身を委ねて眠ってしまった時、物陰から「ばぁ」と言って小首を傾げて見つめてくる時、数メートル先から両手を上げて満面の笑みでこちらに向かってくる時、今しか見れない可愛さなんだろうなぁ、と思う。思春期とかになったらぎゅーとかちゅーとかさせてくれなくなるんだろうなぁ、、と思うと、かけがえのない今を本当に大切にしなきゃ、、と心底思う。

こう思えるようになったのは、子どもが成長してくれたのもあるが、家事や育児を積極的に分担してくれる夫の支えが大きいと思う。1人でずっと子どもを見ておかないといけない緊張感は、少しずつ確実にストレスを積み重ねるが、そこに1人でも誰かがいてくれると、子どもからちょっとの間目を離しても大丈夫、という安心感が心の余裕に繋がる。

その他にも、親や、地域の支援などにもとても助けられている。

心に余裕が出来てきたのも、育児を支えてくれる周囲の方々のおかげだ。感謝ですm(__)m

 

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